Macを使い始めて約四半世紀。
その間、様々な難題にぶち当たってはなんとか解決、その度に愛着が増すといういささか屈折したMacとの関係を構築しながら今日に至るわけですが、ここにきてまた新たな難題に遭遇したわけです。
「ゴミ箱を空にできない」
はァ?
オマエ、ほんとに四半世紀もMacいじってんの?おっさん
という嘲笑が今まさに聞こえているわけですが。
どうしても消えないんです。
ゴミ箱を空にできない時は普通はこれで解決する
そりゃ知ってますよ。
「オプション押しながらゴミ箱を空にする」とか。
「セーフモードで立ち上げてゴミ箱を空にしてみる」とか。
①option + ゴミ箱を空にする
まずはこれですね。
キーボードのoptionキーを押しながら
Finder>ゴミ箱を空にする
もしくはDockでゴミ箱を空にする。
これでほとんどの場合は解決するのではないでしょうか。
②ファイルに「ロック」がかかっていないか確認する
これも定番。
ファイルをクリックし「command + I」(もしくは右クリック>情報を見る)でそのファイルの情報を確認できます。
「一般情報」の欄に「ロック」という項目がありますね。
ここにチェックが入っていたら、つまりファイルにロックがかかっている状態。
ロックがかかっていたらゴミ箱に放り込むことはできても、空にできないというわけですね。
この「ロック」のチェックを外した上で「ゴミ箱」を空にしてみてください。
③セーフモードで起動した状態でゴミ箱を空にする
①②を試してダメな場合は、次はこれですね。
一旦Macを終了させて、電源ボタンを押した後すかさず「shiftキー」を押し続けると「セーフモード」で起動します。
セーフモードとは、これを実行すると以下のような処理をMacが勝手にやってくれるという便利な機能。
平たく言ってしまうと、システムのゴミ掃除をしてくれるというわけです。
- 起動ディスクを検証し、必要であれば問題を修復する。
- キャッシュ(フォントキャッシュ、カーネルキャッシュ、システムのキャッシュなど)を削除する。
このセーフモードの状態で、「ゴミ箱を空にする」。
④ターミナルにコマンドを打ち込んでゴミ箱を空にする
それでもダメならこれでしょう。
ターミナルにコマンドを打ち込んでゴミ箱を空にするという方法です。
- 「Finder>移動>ユーティリティ」もしくはDockの「Launchpad」からターミナルにアクセス。
- ターミナルに「sudo rm -rf 」を入力(末尾に半角スペースを入れることを忘れずに)
- ゴミ箱に残っているファイルをターミナルにドラッグ&ドロップし、returnを押す。
- パスワードを求められるので入力。
ここまで来れば大概は解決するはずなのですが。